実際に陶器を使うミニイベントも見所です。
こちらはお茶イベントの様子。
茶人の松村宗亮さんに参加作家の器でお茶を立てて頂きました。

一日目は出展作品を見立てて会場の一画をお茶席に。

二日目は松村さん自ら展示会場を回って頂きました。
茶碗に限らず「碗型」のものであればなんでもOK。
器に対するご意見や茶席の作法、茶道具についてなどお話を伺いながらお茶を戴きます。もちろん一般来場者の方も参加できますよ。
こちらは日本酒のブース。
宇都宮のかしわじ酒店さんと酒器道楽の佐々木達郎さんにご協力頂きました。

ずらりと並んだぐいのみから気に入った物を選び、栃木の地酒を飲むことができます。同じお酒でも器によって味の感じ方が違います。肌で触れる器だからこその楽しみ方です。
そしてお食事を提供する「陶ISMカフェテリア」益子ゆかりのカフェやパン屋さんが出張出店します。こちらで使う器も参加作家のものです。


作家にとってはプロの料理を自分の器に盛り付けてもらい、来場者の方々に触れてもらう機会。来場者の方にはおいしい食事と一緒に作家の器の魅力や楽しみ方を知って頂ける機会です。
お茶、お酒、ご飯。どれも「陶」と関わりの深いものです。
実際に使うシチュエーションの中で、発見することも多々あります。
作り手として、使い手の為に大切にするべきこと、新たに提案できる事…
様々な立場をつなぐ「場」陶ISMならではの試みです。
今井梨絵