今回は主催者の片山和一良さんの心遣いで、
地域の方々との交流と合わせ、本当に越喜来を満喫しました!
初日のイベント終了後、会場の付近を案内していただきました。
樹齢7000年の大王杉

昭和8年の津波の後にたてられた石碑

そして和一良さんが津波で出た廃材で作った「潮目」
2012年、初めてウツワノチカラで訪れた時よりもだいぶ増築されています

越喜来湾には高さ11メートルの堤防が建設されている所ですが、3.11の津波よりも低いため、潮目の周辺はかさ上げせず、押し寄せた海水を受けるプールにするそうです。

日に日にいろんなものが集められて、まだ制作途中の「潮目」
ちょっとスリリングな遊具も満喫!はしゃぐ大人たち
夜は陶ISMのメンバーでうつわを使い、キャンドルで潮目を灯しました。

潮目のそばでBBQ大会も。
越喜来の5つの地区でそれぞれ準備をしてくださいました。
場所ごとに少しずつ違う食材。本当に楽しみました!

とにかく海の幸が豊富で、海鮮だけで満腹という贅沢

参加者である作家やパフォーマーだけでなく、越喜来でホタテやカキの養殖をお仕事にされている方、その貝類を東京で販売する為に来ている方、学生支援住宅を運営されいる方、細菌の学者の方、越喜来のまちづくりのアドバイザーの方、などなど、今まで中々お話できなかった方々と出会うことができました。

今回のイベント開催の最大の目的は、越喜来の人と訪れた人とのつながりを作ること
片山和一良さんの考えで、開催時間は短縮し、イベントも夜の交流の時間も越喜来の方々と一緒に準備をし、高校生にも積極的に参加してもらう形を取っていました。
それは越喜来の方々の、そして、この先の越喜来を考えてのこと。
もちろん、やってきた私たちのような参加者にとって、本当にありがたい事です。
今まで以上に、潮目や夏虫山、おいしい海産物をはじめ越喜来の自然の豊かさ、
そして素敵な越喜来のみなさんとの時間を満喫できた2日間でした。
始めはそれぞれの想いで越喜来を訪れた個人が、潮目と片山さんと一緒にこの4年半蒔いてきた種が芽吹いてきている。そんな可能性を感じられました。
来年も「越喜来芸術祭+ウツワノチカラ」を開催予定です!
今までとはまた違った楽しいイベント内容を企画中。
ぜひぜひ、ご参加、ご来場ください☆
陶ISM実行委員 今井梨絵